日本が認めた身延町の特産品

あけぼの大豆とは

山梨県身延町曙地区の在来種

あけぼの大豆は、山梨県身延町の曙地区でしか採れない在来の大豆です。
在来種とは古くからその地域に在るものを指しますが、あけぼの大豆は明治時代に栽培が始まったと言われています。
関西から仕入れた大型の品種を栽培したところ、通常の2倍サイズの大豆が収穫できたのです。 以降、曙地区でのみ受け継がれ守られてきた、とても貴重な大豆となっています。 現在では、あけぼの大豆の品質が認められて国の制度であるGIにも登録されています。 また、国家・国民のために安寧と五穀豊穣などが祈願される令和大嘗祭でも供物として献上されました。

大きい、甘い、うまい

あけぼの大豆の一番の特長は、その大きさです。
一般的な大豆の約1.5倍の大きさがあり、重さは約2倍! 糖分も多く、100gあたりで比較すると一般の大豆の約1.4倍になります。 糖分の中でも特に、しょ糖が多いので甘みがあるだけなく、調理するとほくほくとした食感になります。 枝豆は、塩ゆでするとその甘さが際立ちます。 通常の枝豆よりも大きいので食べ応えも十分にあって、「もう他の枝豆が食べられない」とおっしゃるお客様もいらっしゃるほどです。 大きくて甘さがあり、大豆のうまみもたっぷり。 それが、あけぼの大豆の特長です。

栽培が難しいあけぼの大豆

あけぼの大豆が大きくて甘い秘訣は、栽培期間の長さにあります。
あけぼの大豆は極晩成という、一般の大豆よりも収穫時期がとても遅い品種になります。 一般の大豆の栽培期間が約100~130日。 それに対してあけぼの大豆は収穫までに150日前後。 ゆっくり育つことで、身は大きく、甘みと旨味が強い大豆になるのです。 しかし育てるのは大変です。 一般の大豆よりも手間暇がかかるだけでなく、災害に合うもリスクも高くなります あけぼの大豆は、このように栽培が難しいため市場にはあまり出回らず、希少性の高い大豆となっています。